プロ美容師の技術が生で見られる実践授業@Hair Salon AW【バンタンデザイン研究所高等部】

スクールライフ
東京校
ヘアメイク学部

 

7月1日、渋谷の美容室「Hair Salon AW」にて高等部ヘアメイク学部美容師専攻2年の実践授業が行われました。

教えてくれるのは美容師の小林さん。
メンズカットの実践授業が始まります!


まずは小林さんからメンバーに、
「どんな髪型がいいと思う?」と質問がありました。
メンバーたちはモデルの顔立ちや髪質を踏まえてアイディアを出し合い、
トップを長めに残した刈り上げスタイルにすることに。

小林さんのカットが始まると、メンバーたちも興味津々で見学します。
まずは髪をブロッキングし、サイドをバリカンで刈っていきます。

小林さん「この時に大切なのは、実は左手なんです。」

バリカンを持っている右手ではなく、コームを持つ左手が重要だと語る小林さん。
左手が不安定にならないように注意することが、刈り上げの仕上がりに大きく関わってくるそうです。
バリカンの仕上がりは、毎回横からみて確認するようにとアドバイスがありました。

次は刈り上げ以外の髪の部分をカットしていきます。
高等部からサイド、前へと切り進めていきます。
カットの際のポイントは、肘を挙げることだと小林さんは話しました。

切りながら途中に鏡を見てチェック。
モデルはクセのある髪質だったので、スキバサミで調整しながら行います。
繊細な作業にメンバーたちも目を凝らして覗き込んでいました。

次にシャンプー台に移動します。
説明しながら手際よくシャンプーを行っていく姿にメンバーも驚き。

髪質にクセのある人は、シャンプーする前の乾いた状態でカットを行うというアドバイスがありました。

シャンプーが終わるとドライヤーをして、最終カットに入ります。
まずは濡れた状態でスタイリング剤をつけ、乾かします。

この時、スタイラーを用いて乾かすことで、
ドライヤーの風が出ずに熱だけを髪にかけることができるそうです。

乾いた状態で刈り上げや長さなどをチェックし、微調整を行いました。
1ミリ単位まで正確に、美しい出来栄えを目指すプロの技術は圧巻でした。

見学の後はメンバーからの質問に丁寧に答えてくださった小林さん。
メンバーもこの際に聞いてみたいことをどんどん質問していきます。

小林さん
「美容師に大切なのは継続です。最初は覚えることもいっぱいで、しんどいことも多いと思います。
ですが、頑張りすぎてしんどくならない程度に、経験や練習を積み上げていって欲しいです。」

小林さんからいただいた温かい言葉を胸に、
メンバーたちもプロの美容師を目指して学んでいきたいと思います。

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